GIFT_installation

.detail>> LINKS <GIFT_web>
<< 新作HSL(Homo sapiens lumen)について2 | main | 共通のなにか >>
新作HSL(Homo sapiens lumen)について3
物語を絵で描こうと思う。
絵本が近いと思う。
いまのところ、言葉のない絵本だ。

同じ気持ちで以前に描いたシリーズがあるが、
それは、いうなれば「物語以前」をめざしていた。
物語を指向しながらも、物語になることを避けてきた。
それは、絵が説明的になることを恐れたからだった。

けれど、ふと「物語以前」があるなら、
「物語」「物語以降」もあるだろうと心に浮かび、
「物語以降」が描けないものかと考えた。

「物語以降」とは「物語」の手法を推し進めた先にあるものだ。
だから「物語以降」は「物語」を通過しなければ描けない。
そんなふうにも解釈できる。

僕は「物語」の手法をまるで知らない。
だからまず、「物語」という手法を自分なりに咀嚼したいと思うのだ。

その物語に言葉をつけるかどうかはわからない。
設定は詳細にあるが、筋書きを絵に添えるかどうかはまだわからない。

僕は、「物語」というもののエッセンスを、
絵に描ける範囲のなかで最大限に表現したいのだ。

それは、いままでに自分の触れたさまざまな物語がもつ、
定型、セオリーの中に現れる物語性の本質を描く作業だと僕は思う。

それは、言葉の通じない外国人とコミュニケーションがとれるようなことに近い。
子供のようにシンプルなコミュニケーションを、というのではない。
そうではなくて、世界中のあらゆる人間に共通する感覚、質感、
あるいは感動、情動、そういったもの、
つまり、それは人間性の本質だと思うのだけど、
そういったものを「物語」というフォーマットのなかで探る。

人間性の本質こそ自分の描きたいもの。
だからそういう作業をしてみたいのだ。
| 日記 | 10:42 | - | -
CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< September 2019 >>
SELECTED ENTRIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE